ただいま、新刊書籍『はじめてのワイン法』の編集作業の真っ最中です。
ワインと法律。
そう書くと、何だかとても難しそうですが、ラベルの見方であったり、産地であったり、品種であったり、そういったさまざまなことを定めているのが、ワインの法律です。だから、その内容は、実はワイン好きの方にはお馴染みの事柄だったりします。
著者はワイン法の研究者として名高い、明治学院大学法学部教授の蛯原健介先生。
先生の原稿を拝読すると、ひとつの法律が決まるまでにはさまざまな経緯があって、人の暮らしがあって、各時代の多くの人にとっての最善を求めて、改善を繰り返した結果、今の形になっているのだと感じられます。法律や規則には、実はとってもいきいきとした物語があるのですね。
ワインは、より深く知ろうとすればするほど、ややこしい。
法律も難しい。
でも、その面白さを分かりやすく教えてくださいます。
すでにワインのさまざまなルールが頭に入っている方も、ワインを学び始めたばかりの方も、それらの大元となる法律の成り立ちや内容を知ることで、そうだったのか! という発見が、きっとあるはずです。
日本で初めてのワイン法の入門書です。ほかにはありません。
ぜひぜひ、お楽しみに! (K)