『はじめてのワイン法』の著者、明治学院大学教授の蛯原健介先生のご講演が2月に札幌、3月に東京で行われます。
【札幌】
2月20日(金)19〜22時
「☆前夜祭☆蛯原先生を囲んで日本ワインをゆるっと楽しむ会」
主催:道産ワイン応援団
場所:道産ワイン応援団winecafe véraison(ヴェレゾン)
詳細はこちら
2月21日(土)13時30分〜15時
主催:道産ワイン応援団
場所:札幌国際ビル8階 A会議室
詳細はこちら
札幌の講演会は前夜祭も! また講演会終了後は、余市のワイン葡萄生産者主催の会「第22回ワインを楽しむ会」(余市)に送迎バス付きで行けるそうです。なんとうらやましい!
【東京】
3月22日(日)13時30分〜14時15分
山梨ワインフェスタ/ワークショップ
「地理的表示の意義と可能性〜なぜワイン産地を保護する制度が必要なのか〜」
主催:山梨県ワイン酒造協同組合
場所:BA-TSU ART GALLERY
詳細はこちら
当日は、山梨県から10のワイナリーが来場、「地理的表示「山梨」が規定する厳しい基準をクリアしたワインの中から、各ワイナリーが厳選した約40種類のワインをご自由にテイスティングしていただけます」とのこと! こちらも見逃せませんね…!(K)
2015年2月1日日曜日
2015年1月29日木曜日
『はじめてのワイン法』が日本図書館協会の選定図書になりました
2014年9月に発行致しました明治学院大学教授・蛯原健介先生の本『はじめてのワイン法』が、日本図書館協会の選定図書になりました!
日本図書館協会の選定図書とは…
日本図書館協会(日図協)では1949年以来、図書選定事業を行っています。この事業では、公共図書館、学校図書館、公民館図書室等の読書施設が資料を選ぶときに、図書館に備えるにふさわしい本のリストを作り、「選定図書速報」(速報)として年約40回、契約図書館に配布しています。毎年の新刊書約5万点から選定図書として約8千点が選ばれています。(日本図書館協会資料より)
全国の図書館および図書館ご利用の皆さま、どうぞ宜しくお願い致します…!(K)
日本図書館協会の選定図書とは…
日本図書館協会(日図協)では1949年以来、図書選定事業を行っています。この事業では、公共図書館、学校図書館、公民館図書室等の読書施設が資料を選ぶときに、図書館に備えるにふさわしい本のリストを作り、「選定図書速報」(速報)として年約40回、契約図書館に配布しています。毎年の新刊書約5万点から選定図書として約8千点が選ばれています。(日本図書館協会資料より)
全国の図書館および図書館ご利用の皆さま、どうぞ宜しくお願い致します…!(K)
2015年1月4日日曜日
新年のご挨拶 鹿取みゆきさん(フード&ワイン ジャーナリスト)
いよいよ2015年がスタートですね! 今年も虹有社は頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて今日は、弊社刊の『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の著者・鹿取みゆきさんからの本年のご挨拶です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて今日は、弊社刊の『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の著者・鹿取みゆきさんからの本年のご挨拶です。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、例年にも増して、多くの人に支えられ、助けられていることを感じた1年でした。SNSで知り合った多くの方々、先輩、友人たちから助言や助けは、本当にありがたいものでした。どんな仕事も一人ではできないものだということを、今更ながら強く実感し、改めてお世話になった方々への感謝を忘れてはならないと肝に命じています。
2014年は、ある機会をいただき北海道、長野県、山梨県のワイン造りについて、歴史、栽培地、地勢、気候など、改めてかなり念入りに調べなおしてみました。恥ずかしながら、自分自身初めて知ったことも多かったのですが、まずは北海道から書籍化を予定しています。
また昨年は、今までになく講演で地方に出向くことの多い年でした。北は北海道から、南は福岡までいろいろな土地を訪ねることができたのですが、原稿の直後に地方に飛んでの講演、あるいはその逆のパターンもあり、せっかく初めて訪ねた福岡では滞在時間はわずか6時間ほどというありさまでした。講演後、その講演内容もまとめきれていないのは大いに反省するところです。
お話させていただく内容は、新しいワイナリーの動きのみならず、6次産業化、地理的表示、それから官能評価まで、カテゴリーが広がっており、その都度、自分自身も学ぶことも多く、こうした機会をいただけたことに改めて感謝しています。パネルディスカッションの司会をさせていただくことも増えました。初めてパネルディスカッションの司会をした時には、どうも勝手が分かっていないところがありましたが、最近はこの仕事に、インタビューをする際と同様にわくわくする楽しさを抱いています。
また昨年から3つの大きなプロジェクトに関わらせていただくようになっています。ひとつは玉村豊男さんが今年の5月にスタートさせる千曲川ワインアカデミー(栽培醸造経営講座)関連の仕事です。運営委員を拝命し、カリキュラムやテキストの作成などにとりかかっています。私の仕事はコーディネーター的な意味合いも強いのですが、日本ワインの発展に力を注ごうという人たちと一緒に仕事ができ、やりがいを感じています。もうひとつは、官能評価関連の仕事。醸造家、ソムリエ、そしてフレーバーリストの皆さんと一緒にさまざまな匂いを嗅ぐ体験はとても刺激的で、非常に勉強になっています。
そしてもうひとつは年末にお話があったお仕事でまだ実質的には始まっていませんが、幼い頃から自分にとって馴染み深い場所に関わるお仕事です。
いずれのプロジェクトも、2015年には結果を出さねばなりません。今までにも増して、頑張らねばならないと感じています。
講演については、すでに6カ所ほど、セミナーもいれるとさらに多くのお声をかけていただいています。北海道については1月末に函館で、3月末には再び札幌の京王プラザで講演とパネルディスカッションを担当します。
以上、プロジェクトや講演について記してきましたが、私の仕事の根幹は、生産現場と生産者(ワインだけに拘らず、食に関するものを生産する)を取材して、それを伝えていくことです。そうすることで、造り手と食べ手、飲み手を繋ぐことを願っています。初心を忘れず、今年も一つひとつの仕事に向き合っていきます。また、雑誌の記事もさることながら、本を書き上げる時間も大切にしなければと自分に言い聞かせています。もちろん、日本ワインガイドの Facebookページなど、SNSでの情報発信も続けます。
最後に、今年は日本ワインにとって節目の年になりそうです。こちらについては別に原稿を書きましたで、そちらをお読みいただけますようお願いします。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
鹿取みゆき
2015年1月1日木曜日
2014年12月31日水曜日
2014年にできたこと。
大晦日です。
もうすぐ2014年も終わりですね。
今年もいろいろありましたが、反省することなく、達成したことだけを気分よく振り返りたいと思います。
今年できたこと。
まずは、『忘れてはならないこと 東日本大震災ボランティア活動報告書Vol.2』(亜細亜大学経営学部)の出版(5月)です。
この本は、2011年9月に発行した『東日本大震災ボランティア活動報告書Vol.1』の続編です(※紙の本は品切れ・重版未定です。電子書籍はこちらから)。
本書は、亜細亜大学経営学部の学生が主体となり、大学、地域の方と協同して、宮城県でボランティア活動を行ったレポート集です。学生たち自身の言葉で、東北への思いが書かれています。
次に、9月初旬に出版したのが、『はじめてのワイン法』(蛯原健介・著)です。
出版を控えた7月下旬に、“議員立法で「ワイン法」の制定を目指す”というニュースが新聞等で報じられ、ちょっとびっくりしました。
本書の出版記念パーティーや、フード&ワインジャーナリストの鹿取みゆきさんが企画・コーディネートした蛯原健介先生のセミナー『ワイン市場と法律の役割を考える〜なぜ造り手はワイン法を必要としたのか〜』の懇親会などでも、参加者がそれぞれの意見を述べ、熱い議論が交わされていました。
ワイン法については、『日本ワインガイド』の著者である鹿取みゆきさんが講演した「ワイン法を考える 日本ワインの発展のために必要な法制度は何か?」というシンポジウムも開催されました(日本ワイン造り手の会・主催)。
今後の日本ワインにとって、とても重要なことなので、来年も注目していきたいと考えています。
それから、個人的に念願だったWEBの連載サイト「WEBなないろ」をたちあげることができました。
個性派揃いの著者陣が、犬、サバ、日本ワイン、富山、入浴など、さまざまなテーマで連載しています。
おかげさまで、順調にアクセス数が増えてきており、2015年にはこの連載をベースにした書籍が数冊誕生する予定です。
虹有社は、2016年6月に設立60周年を迎えます。
2014年は、ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」の年として、十分に準備ができたと感じています。
2015年は、さらなる飛躍を…、とも思いますが、気負わず、マイペースで、華麗なステップを踏めればと思っています。
本年中はありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
では、よいお年をお迎えくださいm(_ _)m
(S)
もうすぐ2014年も終わりですね。
今年もいろいろありましたが、反省することなく、達成したことだけを気分よく振り返りたいと思います。
今年できたこと。
この本は、2011年9月に発行した『東日本大震災ボランティア活動報告書Vol.1』の続編です(※紙の本は品切れ・重版未定です。電子書籍はこちらから)。
本書は、亜細亜大学経営学部の学生が主体となり、大学、地域の方と協同して、宮城県でボランティア活動を行ったレポート集です。学生たち自身の言葉で、東北への思いが書かれています。
次に、9月初旬に出版したのが、『はじめてのワイン法』(蛯原健介・著)です。
出版を控えた7月下旬に、“議員立法で「ワイン法」の制定を目指す”というニュースが新聞等で報じられ、ちょっとびっくりしました。

ワイン法については、『日本ワインガイド』の著者である鹿取みゆきさんが講演した「ワイン法を考える 日本ワインの発展のために必要な法制度は何か?」というシンポジウムも開催されました(日本ワイン造り手の会・主催)。
今後の日本ワインにとって、とても重要なことなので、来年も注目していきたいと考えています。
それから、個人的に念願だったWEBの連載サイト「WEBなないろ」をたちあげることができました。
個性派揃いの著者陣が、犬、サバ、日本ワイン、富山、入浴など、さまざまなテーマで連載しています。
おかげさまで、順調にアクセス数が増えてきており、2015年にはこの連載をベースにした書籍が数冊誕生する予定です。
虹有社は、2016年6月に設立60周年を迎えます。
2014年は、ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」の年として、十分に準備ができたと感じています。
2015年は、さらなる飛躍を…、とも思いますが、気負わず、マイペースで、華麗なステップを踏めればと思っています。
本年中はありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
では、よいお年をお迎えくださいm(_ _)m
(S)
2014年12月4日木曜日
日本ワイン造り手の会主催のシンポジウムに行って来ました
東大はイチョウが黄葉まっさかり |
タイトルは「ワイン法を考える 日本ワインの発展のために必要な法制度は何か?」。
今年の8月8日の毎日新聞の紙上に、「自国ワインの品質を政府が保証する新法『ワイン法』(仮称)の制定に向けた準備が自民党内で進んでいる。……」という記事が掲載され、日本のワイン法についての議論が盛んになって以来、誰もが思っていた(と思われる)、
「実際、造り手さんたちはどう考えているの?」
という疑問についての答えを聞ける、たいへん貴重な時間でした。
鹿取みゆきさん |
日本のワイン造りは、今どうなっているのか。原料ブドウはいったいどのように日本国内で動いているのかなど、その後の議論のベースとなる、とても興味深い内容でした。
蛯原健介先生 |
![]() |
日本ワイン造り手の会 会長の酒井一平さん |
パネラーは、ブルース・ガットラブさん(北海道・10Rワイナリー)、酒井一平さん(山形県・酒井ワイナリー)、渡辺直樹さん(山梨県・サントリー登美の丘ワイナリー)、蛯原健介先生。ファシリテーターが鹿取みゆきさんでした。
シンポジウムの詳細につきましては、日本ワインガイド公式ファンページの投稿をぜひご覧ください。
日本ワインは今、本当に始まりの最中にあることを実感させるシンポジウムでした…! (K)
「日本遊戯史学会」で連珠の研究発表を聞いてきました!
2014年11月22日、東京・高田馬場にある東京富士大学にて行われた「遊戯史学会」例会(研究報告)にて、公益社団法人 日本連珠社の理事である小林高一氏が発表をされると聞いて、さっそく行って参りました。
タイトルは、「連珠(れんじゅ)の歴史—先手必勝への挑戦」。
「連珠」とは、「『五目並べ』を競技ルール化したもの」(日本連珠社ウェブサイトより)で、ミスをしなければ先手が必ず勝つ「五目並べ」とは違って、先手と後手が公平であるようにルール化されています。そのルールが、どのように考えられてきたかという変遷と、その内容についての研究発表でした。
連珠は、明治中頃にゲームとして認知されたもので、昭和の初期には、囲碁・将棋よりも新聞での掲載が多かったのだそうです。
研究発表後の質疑応答であった
「囲碁や将棋と比べて、連珠のおもしろさのポイントというのは何ですか?」
という質問に対して、その魅力は「スピードとスリル」だと小林さん。
「囲碁はよく『戦争』だといわれ、一部が負けていても、全体で勝敗が決まる。そして将棋は『ケンカ』であると言われます。それに対して、連珠は『真剣勝負』だと言われ、一手ミスをすると、たちどころに勝負が決まる。一手一手の鋭さが違うと思います」
囲碁と同じような道具を使っても、まったく別のゲームである連珠。勝負が決まるのが早いというのも特徴だと仰います。世界的に人気があることから、いろいろなアプリやPCゲームが出ています。自分は結構、挑戦しているのですが、一向に勝てません。でも小林さん曰く、アプリやPCは強くて6級くらい、なのだそうです。そうなんだ…。…。(K)
![]() |
研究発表をする小林さん。 現在、連珠の入門書をご執筆いただいております。 来年春に発行予定です。 |
「連珠」とは、「『五目並べ』を競技ルール化したもの」(日本連珠社ウェブサイトより)で、ミスをしなければ先手が必ず勝つ「五目並べ」とは違って、先手と後手が公平であるようにルール化されています。そのルールが、どのように考えられてきたかという変遷と、その内容についての研究発表でした。
連珠は、明治中頃にゲームとして認知されたもので、昭和の初期には、囲碁・将棋よりも新聞での掲載が多かったのだそうです。
研究発表後の質疑応答であった
「囲碁や将棋と比べて、連珠のおもしろさのポイントというのは何ですか?」
という質問に対して、その魅力は「スピードとスリル」だと小林さん。
「囲碁はよく『戦争』だといわれ、一部が負けていても、全体で勝敗が決まる。そして将棋は『ケンカ』であると言われます。それに対して、連珠は『真剣勝負』だと言われ、一手ミスをすると、たちどころに勝負が決まる。一手一手の鋭さが違うと思います」
囲碁と同じような道具を使っても、まったく別のゲームである連珠。勝負が決まるのが早いというのも特徴だと仰います。世界的に人気があることから、いろいろなアプリやPCゲームが出ています。自分は結構、挑戦しているのですが、一向に勝てません。でも小林さん曰く、アプリやPCは強くて6級くらい、なのだそうです。そうなんだ…。…。(K)
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