2014年9月に発行致しました明治学院大学教授・蛯原健介先生の本『はじめてのワイン法』が、日本図書館協会の選定図書になりました!
日本図書館協会の選定図書とは…
日本図書館協会(日図協)では1949年以来、図書選定事業を行っています。この事業では、公共図書館、学校図書館、公民館図書室等の読書施設が資料を選ぶときに、図書館に備えるにふさわしい本のリストを作り、「選定図書速報」(速報)として年約40回、契約図書館に配布しています。毎年の新刊書約5万点から選定図書として約8千点が選ばれています。(日本図書館協会資料より)
全国の図書館および図書館ご利用の皆さま、どうぞ宜しくお願い致します…!(K)
2015年1月29日木曜日
2015年1月4日日曜日
新年のご挨拶 鹿取みゆきさん(フード&ワイン ジャーナリスト)
いよいよ2015年がスタートですね! 今年も虹有社は頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて今日は、弊社刊の『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の著者・鹿取みゆきさんからの本年のご挨拶です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて今日は、弊社刊の『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の著者・鹿取みゆきさんからの本年のご挨拶です。
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、例年にも増して、多くの人に支えられ、助けられていることを感じた1年でした。SNSで知り合った多くの方々、先輩、友人たちから助言や助けは、本当にありがたいものでした。どんな仕事も一人ではできないものだということを、今更ながら強く実感し、改めてお世話になった方々への感謝を忘れてはならないと肝に命じています。
2014年は、ある機会をいただき北海道、長野県、山梨県のワイン造りについて、歴史、栽培地、地勢、気候など、改めてかなり念入りに調べなおしてみました。恥ずかしながら、自分自身初めて知ったことも多かったのですが、まずは北海道から書籍化を予定しています。
また昨年は、今までになく講演で地方に出向くことの多い年でした。北は北海道から、南は福岡までいろいろな土地を訪ねることができたのですが、原稿の直後に地方に飛んでの講演、あるいはその逆のパターンもあり、せっかく初めて訪ねた福岡では滞在時間はわずか6時間ほどというありさまでした。講演後、その講演内容もまとめきれていないのは大いに反省するところです。
お話させていただく内容は、新しいワイナリーの動きのみならず、6次産業化、地理的表示、それから官能評価まで、カテゴリーが広がっており、その都度、自分自身も学ぶことも多く、こうした機会をいただけたことに改めて感謝しています。パネルディスカッションの司会をさせていただくことも増えました。初めてパネルディスカッションの司会をした時には、どうも勝手が分かっていないところがありましたが、最近はこの仕事に、インタビューをする際と同様にわくわくする楽しさを抱いています。
また昨年から3つの大きなプロジェクトに関わらせていただくようになっています。ひとつは玉村豊男さんが今年の5月にスタートさせる千曲川ワインアカデミー(栽培醸造経営講座)関連の仕事です。運営委員を拝命し、カリキュラムやテキストの作成などにとりかかっています。私の仕事はコーディネーター的な意味合いも強いのですが、日本ワインの発展に力を注ごうという人たちと一緒に仕事ができ、やりがいを感じています。もうひとつは、官能評価関連の仕事。醸造家、ソムリエ、そしてフレーバーリストの皆さんと一緒にさまざまな匂いを嗅ぐ体験はとても刺激的で、非常に勉強になっています。
そしてもうひとつは年末にお話があったお仕事でまだ実質的には始まっていませんが、幼い頃から自分にとって馴染み深い場所に関わるお仕事です。
いずれのプロジェクトも、2015年には結果を出さねばなりません。今までにも増して、頑張らねばならないと感じています。
講演については、すでに6カ所ほど、セミナーもいれるとさらに多くのお声をかけていただいています。北海道については1月末に函館で、3月末には再び札幌の京王プラザで講演とパネルディスカッションを担当します。
以上、プロジェクトや講演について記してきましたが、私の仕事の根幹は、生産現場と生産者(ワインだけに拘らず、食に関するものを生産する)を取材して、それを伝えていくことです。そうすることで、造り手と食べ手、飲み手を繋ぐことを願っています。初心を忘れず、今年も一つひとつの仕事に向き合っていきます。また、雑誌の記事もさることながら、本を書き上げる時間も大切にしなければと自分に言い聞かせています。もちろん、日本ワインガイドの Facebookページなど、SNSでの情報発信も続けます。
最後に、今年は日本ワインにとって節目の年になりそうです。こちらについては別に原稿を書きましたで、そちらをお読みいただけますようお願いします。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
鹿取みゆき
2015年1月1日木曜日
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