この度の出版報告会について、鹿取みゆきさんからみなさまに御礼の言葉が届きました。
ご紹介させていただきます。
<御礼>
『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の出版報告会にご出席いただいた皆様、日曜日は本当にありがとうございました(ご出席できなかった方、ごめんなさい)。
180名という人数の会を開くことは、まったくの未知数で、大きな不安もありました。しかし、グレープガンボのオーナーの勝山晋作さんとスタッフの皆さん、岩倉久恵さん率いる東美のスタッフの皆さん、虹有社のお2人、そして、ご参加くださった皆さんのおかげで、なんとか楽しい会にすることができました。
日本全国からは、忙しい畑仕事の合間に時間を捻出して造り手さんたちが駆けつけてくださいました。さらに、新潟、名古屋、千葉、神奈川、東京の各地からは酒販店の皆さんが、大阪、京都、長野、東京の各地から飲食店の皆さんが、集まってくださいました。飲み手のみなさんもたくさんいらしてくださいました。
造り手と、届け手と、飲み手が、垣根をこえて、日本ワインを楽しみ、共に語らうという空間づくりをしたいというのは常々考えていたことです。本が出版された際には、是非ともこうした会を開きたいという私のわがままを虹有社さんが聞いてくださり、開催に至ることになりました。混雑のため、行き届かない点もあったかとは思いますが、どうぞお許しください。
当日は造り手たちとともに、土地の個性を表すワインも勢揃いしました。北海道、岩手、山形、長野……、それぞれの土地を感じていただけましたでしょうか?
造り手は飲み手とワインが飲まれるシーンを思い浮かべてワインを造り、飲み手は造り手とワインが造られる土地に思いを馳せてワインを飲む。そして届け手は造り手と飲み手を繋ぐ。
日本ワインにおいてこうした繋がりが生まれていってほしいと心より願います。
今後とも、造り手と飲み手、食べ手の架け橋となれるように、生産の現場に出向き、皆さんへの情報発信に務めます。それとともに、造り手と飲み手と届け手を繋ぐことも皆さんのお力を借りながら、いろいろな形で続けていきたいと思っています。そして、生産者の支援のために、自分が何ができるのかを考えながら、できることを少しずつでも手掛けて行こうと思っています。
最後にまた、どうもありがとうございました&そして、これからもよろしくお願いいたします。
鹿取みゆき