企画およびコーディネイトは、『日本ワインガイド』などの著者である鹿取みゆきさんです。
今日はその、とてもとても濃い時間だった、セミナーと懇親会の様子をリポートします…!
セミナーではワイン法とは何か? という基本的なところから、EUワイン法制定の背景、そして現在のワイン市場の状況まで、幅広く充実の講義でした。『はじめてのワイン法』をすでに読んだ人にも、読んでいない人にも、きっと新しい発見のある時間だったと思います。
セミナー後の質疑応答では、
「日本のワイン法はどうなっていますか?」
「日本がOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に加盟しないのは、なぜでしょうか?」
などなど、さまざまな質問が飛び交いました。
またセミナーのテイスティングでは、勝沼ボトル入りの甲州、長野県原産地呼称ワインのメルロー、地元産のブドウのみを使ったワイン、北海道の原料を別の県で醸造したワインなど、講義内容にちなんだラインナップも興味深いものでした。
そして懇親会は、なんと造り手の方にもご参加いただき、造り手の立場からワイン法についてのご意見を聞いたり、それに対する先生の見解、ご参加された皆さんのご意見、現場をよく知るジャーナリストとしての鹿取さんの見解などがあり、それぞれが「ワイン法」について、堅苦しくなく、意見交換する時間となりました。
懇親会の会場は、本書の出版報告会でもお世話になった「青山バル」さん。素晴らしいお料理とワインを本当にありがとうございました!
それでは、当日のお料理とワインをご紹介致します…!
前菜
・秋鮭のミドュイ サワークリームのタルト
・秋刀魚、ナス、パプリカのミルフィーユ〜山椒の香り〜
・根菜のフリッタータ モザイコ仕立て
揚物
・無花果、キノコ、栗のフリット
利休あんと共に
焼き物
・恋し浜の帆立とムール貝のグラタン