ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」(東京・青山)で、「日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち」著者の鹿取みゆきさんのセミナーが行われました。このセミナーは5回予定されていて、10月14日の第1回の講師は鹿取みゆきさん、11月13日の第2回からは鹿取さんがナビゲーターとなって、味覚や嗅覚の研究をしている先生方や、調香師の方とともに、匂いと味わいに関する、最先端の話題について講義される予定です。
第1回の鹿取さんの講演テーマは「匂いと味わいの世界への誘い〜昨今の嗅覚、味覚事情」でした。ソムリエと醸造家のテイスティングコメントの違いや、ボルドー大学やブルゴーニュ大学、カリフォルニア大デイヴィス校でのテイスティングの授業法、代表的な匂い物質についての説明、メルシャンで行われている研究など、ワインジャーナリストとして活躍する鹿取さんならではの多岐にわたる内容で、今後の講演も大いに期待されます。
第2回(11月13日)のゲスト講師は、東京大学大学院教授の東原和成先生。テーマは「科学のメスはどこまで「におい」の神秘にせまれるか?」詳細は、こちらのホームページへ。講座はどなたでもお申し込みいただけます。(K)