2011年12月31日土曜日

2011年にできたこと。


大晦日です。
2011年ももうすぐ終わりです。
私は、真面目な性格なので、この1年を振り返ると、「あれができなかった」「あのとき、こうすればよかったのかも」と、つい反省してしまいます。

が、せっかく1年を締めくくる日なので、ここはひとつ、明るく前向きに、今年、虹有社ができたことだけを、気分よく振り返りたいと思います。

今年できたこと。
制作期間2年半、何度も発売時期を遅らせて、ようやく20115月に出版。
見本を手にしたとき、手が震えて、ちょっと涙ぐんでしまいました。
また、出版記念報告会を65日に行い、全国各地から造り手さんにお集まりいただき、飲食店関係者、酒販店関係者、一般の日本ワインファンの方と、一緒に出版を祝えたことも、とてもすてきな体験でした。

この本を出したことで、いろいろな経験ができ、それは現在も進行中です。
例えば、書店営業やFAX営業、SNSでのPRpublic relations)、著者の取材対応、直販イベントへの参加などなど…。
もちろんこれまでも行ってきたことですが、本の反響が多かったこともあり、どうすればより効果的なのかを考え、他版元の営業の人に話を聞きながら、試行錯誤で進めました。(もちろん反省も多いのですが、そこはおいといて)著者と出会えて、この本を出して、世界が開けた感じがしています。

ほかにも2011年には、下記の本を増刷、新刊で出しました。
『連珠必勝法』  第11刷 


もうひとつ、大きな出来事は、会社の移転と倉庫会社への業務委託です。
これまで取次への納品、返本の受取も自社で行ってきましたが、上述の『日本ワインガイド』のように動きのある本を、自社で納品する際のタイムラグの問題や、発送管理の手間を考えると、出版専門の倉庫会社に業務委託をすべきと判断し、9月からお願いしました。
これにともない、倉庫も兼ねていた事務所を、文京区小石川から文京区千石へと移転し、編集・営業の拠点としています。
業務委託してから3カ月程度ですが、取次への納品・返本改装の手間、データ管理および取次への請求の利便性を考えると、費用対効果も十分だと今のところ思っています。

あと、なんだろう…。

ブログを始めたのも20115月、今年「できたこと」です。「まいにち虹有社」というタイトルなのに、511回、63回、72回、82回、92回、103回、111回、121回という更新ぶり。(でも、反省はしないのです)タイトルを「まいつき虹有社」に変えてしまうか…。

Twitterの連載【4時ごろのコウキチ】を始めたの今年「できたこと」です。仕事に忙しい時間に、ちょっとでもなごんでもらえれば幸いです。

えっと、それから、なんだろう…。できたこと…。

そうだ! 来年の出版予定の新企画、数本動いてます。
本好きな方、ワイン好きな方、ワンコ好きな方、旅好きな方に楽しんでもらえるような本を、2012年も出版します。
来年も、虹有社をよろしくお願いします。
優しく、そっと見守ってください。
(S)

2011年11月10日木曜日

犬のヒゲ

今日は、虹有社で鹿取みゆきさんのTV取材が行われました。
そこで、人を見るとよろこびが爆発して飛びついて、甘がみしまくる接待過剰な社犬コウキチは、ちょっと事務所を離れてシャンプーに行くことになりました。
はじめての都内でのシャンプーデビュー。なんと動物病院でトリミングしてくれるとのこと。まずはしっかり身体検査を行ってカルテを作って、それからシャンプーです。
そして、「おヒゲのカットはどうしますか?」とはじめて聞かれました。見たら、つめ切り、肛門線しぼり、肛門周りのバリカン、足裏バリカン、足先カット、ヒゲカットがシャンプーに含まれてるそうです。
おぉ、ヒゲってヒゲって、犬のヒゲって切って大丈夫なんですか?
真っ直ぐ歩けるんですかーーー!?
「ネコちゃんと違って、ワンちゃんの場合は、ヒゲが無くても大丈夫です。口の周りがまるくなってきれいになります」
と言われたので、試してみました。
仕上がりを見たら……

ヒゲがない(分かります…?)。


 ヒゲがない…













見ちゃいやん…。














どんな風に生えてくるのか、今後が楽しみです(K)

2011年10月21日金曜日

特別セミナー「匂いと味わいへの科学的アプローチ」

ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」(東京・青山)で、「日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち」著者の鹿取みゆきさんのセミナーが行われました。このセミナーは5回予定されていて、10月14日の第1回の講師は鹿取みゆきさん、11月13日の第2回からは鹿取さんがナビゲーターとなって、味覚や嗅覚の研究をしている先生方や、調香師の方とともに、匂いと味わいに関する、最先端の話題について講義される予定です。
第1回の鹿取さんの講演テーマは「匂いと味わいの世界への誘い〜昨今の嗅覚、味覚事情」でした。ソムリエと醸造家のテイスティングコメントの違いや、ボルドー大学やブルゴーニュ大学、カリフォルニア大デイヴィス校でのテイスティングの授業法、代表的な匂い物質についての説明、メルシャンで行われている研究など、ワインジャーナリストとして活躍する鹿取さんならではの多岐にわたる内容で、今後の講演も大いに期待されます。
第2回(11月13日)のゲスト講師は、東京大学大学院教授の東原和成先生。テーマは「科学のメスはどこまで「におい」の神秘にせまれるか?」詳細は、こちらのホームページへ。講座はどなたでもお申し込みいただけます。(K)

2011年10月12日水曜日

日本ワインの季節です!

上から、『料理通信』『dancyu』『食楽』
今年は『dancyu』『食楽』『料理通信』と、グルメ雑誌各誌で日本ワインの特集が組まれています。『dancyu』は日本ワインの代表的なブドウ品種を軸にした「世界に通用する日本のワイン」を3号連続特集、『食楽』は「日本ワインを巡る旅。」と題した70ページにもおよぶ大特集で、北海道から宮崎県まで各地のワインを網羅。『料理通信』は「日本ワインのヴィンテージ」と、各誌さまざまな切り口。
いずれの特集にも『日本ワインガイド 』の著者、鹿取みゆきさんが登場しています。
少し個人的な話で恐縮なのですが、ワタクシ編集Kが鹿取さんに初めてお会いしたのは2004年。日本ワインのムック本の編集の現場でした。その頃、日本ワインがこれほど注目されるなんて、ほとんど誰も考えていなかったのではないかと思います。
でも、鹿取さんは違いました。その後も造り手さんへの取材をひたすら重ね、専門誌に執筆を続け、一般誌や雑誌にも幅広く寄稿。さまざまな分野の専門家を講師に招いて造り手のかた向けの勉強会を開くなど、仕事の枠を越えて日本ワインとその造り手の方々を見守り続けてこられました。
「とにかくしつこい、とにかくしつこく、取材をする人」
「日本で一番、産地に足を運んでいるワインジャーナリスト」
「さまざまな知識やデータを、惜しむことなく、それを求める人に提供する人」
とは、造り手の方が語る、鹿取さんの人物像の一部です。

秋は日本ワインの季節です。
“日本で一番産地に足を運び、しつこく取材し、その知識を惜しむことなく提供する”と造り手が太鼓判を押すワインジャーナリスト、鹿取さんおすすめのワインで、ぜひ乾杯しましょう♪
(K)

2011年10月4日火曜日

『東日本大震災ボランティア活動報告書』。

ひさしぶりの新刊です(委託はありません)。


亜細亜大学経営学部の学生が、大学やRQ市民災害救援センターの協力を得ながら、自分たちの力でボランティアバスツアーを企画し、東日本大震災からの復興のために、宮城県にボランティアに行きました。
この本は、学生たちが感じたことを素直な言葉で綴った活動報告書です。

「被災地のためになにかしたい」という思い(節電も募金もした)を持ちつつも、いつの間にか東京で、日常の暮らしを取り戻していく学生たち。さらに、ボランティアしたいけど、自分にできることはあるのか、役に立てるのか、という思い(不安)もありました。

そんなとき、経営学部の学生が中心になり、ボラバスツアーが企画されました。募集を始めると、予想以上の学生が集まり、総勢約90名で、2泊3日のボランティアに行きました。
3つの地区に分かれた学生たちは、瓦礫の撤去、写真のクリーニングなど、さまざまなボランティア活動を通し、現地の人々とふれあいます。

「被災者に会ったら、なんて声を掛けたらいいのか」という不安を抱えていた学生も多くいました。なかには、自分はアフロヘアだから、被災した方に不快な思いをさせたらどうしようと悩む学生もいました。
ですが、ボランティア活動を通して被災者と言葉を交わした学生たちは、ぐっと前向きな気持ちになります。「若い私たちだからできることがある」、「またボランティアに行こう」と、レポートに書いています。

各学生のレポートは、行く前、活動内容、行ったあとの感想が3つの見出しでまとめられています。
学生たちの「生の声」を読んでみてください。
よろしくお願いします。

なお、同じ内容の電子書籍版を10月中旬頃、リリースします。


虹有社は、この本の制作、出版をボランティア活動と考えており、必要経費を除いた売り上げの全額を災害復興支援のために寄付します。
(S)

2011年9月20日火曜日

移転します。

このたび弊社では、出版専門倉庫会社に、本の納品・返品受取の業務を委託することにしました。これに伴い、倉庫を兼ねていた現在の事務所から移転します。


引越は、9月22日(木)を予定しています。当日は、電話、FAXともにつながらない時間がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。
なお、9月26日(月)からは、通常業務となります。


新しい住所、電話番号、FAX番号は下記のとおりです。
9月26日(月)以降は、下記にご連絡いただけるようお願い申し上げます。
〒112-0011
東京都文京区千石4-24-2-603
TEL 03-3944-0230
FAX 03-3944-0231

2011年9月4日日曜日

日本経済新聞『日本ワイン人気熟す 100%国産ブドウ、味わい多彩に』

日本経済新聞9月3日夕刊1面に、100%国産ブドウの日本ワインについて記事が掲載されました。

100%日本産ブドウでつくったワインが人気を集めている。おいしく、手ごろな価格のワインが増えてきたためだ。原料のブドウの質が良くなり、小規模ながら高い品質を追求するワイナリーの開設も相次いでいる。店頭での選択肢がより多彩になっている。(記事より抜粋)

記事中で『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』著者の鹿取みゆきさんがコメントしています。

大手に続き、「意欲的な小規模ワイナリーが多彩な味を生み出し、人気を後押ししている」と話すのは「日本ワインガイド」の著者、鹿取みゆきさん。鹿取さんによると国内で稼働中のワイナリーは約150あるが、この10年間で小規模ワイナリーが約3割増え、今年も少なくとも6つのワイナリーができる予定。(記事より抜粋)

「さらに日本ワインを飲んでくれる人が増えるとうれしい!」と鹿取さん(twitterより)。記事はこちらです。

(余談ですが、会社犬黒柴コウキチ(役職:営業部長)を擁する弊社としては、日経新聞電子版のPRを務める「新人広報犬デンシバ」が気になります……。)(K)

2011年8月17日水曜日

フォトジャーナリスト・久保田弘信さんの写真展が開催されます


写真集『僕が見たアフガニスタン Afghan Blue』フォトジャーナリスト、久保田弘信さんのアフガニスタンとイラクの写真展が開催されます。久保田さんは、これまで単身で両国を何度も訪れ、戦禍の中で、あるいは国を離れて難民となって暮らす人々の姿を撮影し、伝え続けています。

21世紀に入って世界は大きな戦争を2回も起こしてしまいました。
戦渦に巻き込まれた二つの国、アフガニスタンとイラク。
戦争そのもののシーンが伝えられることが多いが、
戦渦で暮らす人々の生活が伝えられる事は少ない。
戦争が起こった国にも、
私たちと同じように生活をしている人がいて、
過酷な環境の中でも、笑顔が見られたりもする。
今年は9・11から10年目の年。
日本では報道される事が少なくなったアフガニスタンとイラク。
僕が長年見続けてきた二つの国。
その人々の生活に少しでも触れて頂けたら幸いです。

報道写真家 久保田弘信


「フォトジャーナリスト
 久保田弘信写真展

期間:2011年9月6日(火)〜10月2日(日)
会場:いすみ市水彩ギャラリー
(千葉県いすみ市大原7400-17 tel.0470-63-1139)
開館時間:9時〜16時30分(最終日は〜16時)
休館日:9月12日、20日、26日
入館料:無料
主催:いすみ市教育委員会 生涯学習課

皆さま、ぜひ足をお運びください…!(K)



2011年8月7日日曜日

出版物流倉庫に行ったら、電子書籍熱が高まりました。

 本が全国の書店さんに並び、読者に届くために、出版業界の物流システムがあります。ものすごくおおざっぱにいうと、出版社→取次→書店→読者という流れが基本です(もちろん取次を通さない出版社もありますし、読者が直接出版社から本を買うこともできます)。

 これまでは弊社も、注文のあった本を取次に直接搬入していましたが、これからは出版専門の物流倉庫さんに業務を委託することを考えています。出版社→倉庫→取次→書店→読者という流れになります。
 倉庫を利用する主な理由は2つ。1つ目は本の取扱量が少しずつ増え、それに伴い出庫、返品受け入れの作業が多くなり、本来の編集業務の時間が取りづらくなったこと。2つ目は物流倉庫さんにお願いすることで、出版VANという物流(在庫)管理システムを利用できることです。これまで手作業でやっていた伝票整理や取次への搬入を一括して、倉庫会社さんにお願いし、業務の効率化を図る予定です。

 で、83日(水)に倉庫の見学に行ってきました。まずは埼玉県春日部市にある返品受入倉庫へ。田んぼが広がるのどかな地域にありました。15000坪の敷地…。足を踏み入れると、返本の山、山、山…。この倉庫会社さんと契約する90(たしかそれくらい)の出版社の返本が泣くほど積まれていました。ここでは断裁も行われていて、ぐちゃぐちゃになった本は圧縮され、1トンの紙の塊へと姿を変えていきます。(せつない)

 次に行ったのは、出庫用の物流センター。注文があると、ここから取次に本を出庫し、書店、読者へと届ける、起点となる場所です。
 どちらもシステマチックで、業務委託をお願いしたいと思える内容でした。

 ただ、それとは別に、返本の山を見上げ、電子書籍のことを考えずにはいられませんでした。電子書籍が主流になれば、すべてではないにしても、この山はなくなるのだなと。電子書籍の話を業界の人とすると、「在庫を持たなくてもよい」という経営上の利点もよく聞きます。これまでは「それはそうだけど、現状ではそれ以外の課題のほうが多いよなぁ。最新の情報はキャッチしつつも、もう少し状況が整ってから参入しよう」と考えていました。が、返本の山を見て、「この壮大なムダがこのまま続くはずがない」と強く思いました。

 ということで、自分の中で1年半ぶりくらいに高まってきた電子書籍熱を、なんらかの形にしていきたいと思います。(S

2011年7月16日土曜日

素敵な贈り物

イベントの告知、そしてお礼と続き、ブログにアップするのが遅くなってしまったのですが、『日本ワインガイド』著者の鹿取みゆきさんへ、ファンの方からの素敵な贈り物の写真です…!

鹿取さんが手にしているこれ、じつはケーキなんです!
なんと、本の表紙にそっくり!

贈り手は幡ヶ谷の立ち飲みワインバル「kinasse」のご主人、コガタクさん。ケーキは幡ヶ谷の「CONCENT」さん製だそうです。
アイディアも素敵、仕上がりも素晴らしい、うれしい贈り物。鹿取さんの表情が語っていますよね♪ 私もこんなプレゼント、誰かに贈りたいなと思いました。
さて、いざ第2弾に向けて、動きはじめています。これからがまた、著者にとって闘いの日々です。どうぞ皆さん、鹿取さんにあたたかい声援を、これからも何卒宜しくお願い致します。(K)

2011年7月13日水曜日

WINE for CHARITYに行ってきました

7月10日、新宿の工学院大学を会場に行われた「WINE for CHARITY」に行ってきました。「自然派ワインは日本を支援します」というキャッチコピーのもと、世界各地のワイン生産者から寄せられた自然派ワインと料理が提供され、参加した我々はワインと食事を楽しみながら、それがチャリティになるという素晴らしいイベントでした。会場には日本ワインのブースもあり、人気を集めていました。公式ウェブサイトによれば、これは「第1弾」とのこと、次回も本当に楽しみにしています!(K)

2011年6月10日金曜日

鹿取みゆきさんからの御礼。


この度の出版報告会について、鹿取みゆきさんからみなさまに御礼の言葉が届きました。
ご紹介させていただきます。

<御礼>
 『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の出版報告会にご出席いただいた皆様、日曜日は本当にありがとうございました(ご出席できなかった方、ごめんなさい)。

 180名という人数の会を開くことは、まったくの未知数で、大きな不安もありました。しかし、グレープガンボのオーナーの勝山晋作さんとスタッフの皆さん、岩倉久恵さん率いる東美のスタッフの皆さん、虹有社のお2人、そして、ご参加くださった皆さんのおかげで、なんとか楽しい会にすることができました。
 
 日本全国からは、忙しい畑仕事の合間に時間を捻出して造り手さんたちが駆けつけてくださいました。さらに、新潟、名古屋、千葉、神奈川、東京の各地からは酒販店の皆さんが、大阪、京都、長野、東京の各地から飲食店の皆さんが、集まってくださいました。飲み手のみなさんもたくさんいらしてくださいました。
 
 造り手と、届け手と、飲み手が、垣根をこえて、日本ワインを楽しみ、共に語らうという空間づくりをしたいというのは常々考えていたことです。本が出版された際には、是非ともこうした会を開きたいという私のわがままを虹有社さんが聞いてくださり、開催に至ることになりました。混雑のため、行き届かない点もあったかとは思いますが、どうぞお許しください。

当日は造り手たちとともに、土地の個性を表すワインも勢揃いしました。北海道、岩手、山形、長野……、それぞれの土地を感じていただけましたでしょうか?

 造り手は飲み手とワインが飲まれるシーンを思い浮かべてワインを造り、飲み手は造り手とワインが造られる土地に思いを馳せてワインを飲む。そして届け手は造り手と飲み手を繋ぐ。

日本ワインにおいてこうした繋がりが生まれていってほしいと心より願います。

今後とも、造り手と飲み手、食べ手の架け橋となれるように、生産の現場に出向き、皆さんへの情報発信に務めます。それとともに、造り手と飲み手と届け手を繋ぐことも皆さんのお力を借りながら、いろいろな形で続けていきたいと思っています。そして、生産者の支援のために、自分が何ができるのかを考えながら、できることを少しずつでも手掛けて行こうと思っています。


最後にまた、どうもありがとうございました&そして、これからもよろしくお願いいたします。

鹿取みゆき


2011年6月9日木曜日

チア アップ!ニッポンの“食”展 @伊勢丹新宿店

 6月8日(水)〜6月13日(月)まで東京・伊勢丹新宿店で行われている、日本の食のイベント「チア アップ!ニッポンの“食”展」。こちらに出店している食のプロジェクト集団「Cu-Cal(クーカル)」のカウンターで、鹿取みゆきさんの『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』を販売しております。
今回の「Cu-Cal(クーカル)」の出店内容は、14人のシェフが日替わりで、自分が応援する地域の食材を使った料理をビュッフェスタイルで提供するというもの。さらに、本書でテイスターとしてご協力いただいた、六本木「祥瑞」銀座「Grape Gumbo」オーナーの勝山晋作さんがワインバーを併設。おいしいお料理と日本ワインが存分に楽しめるイベントです! ぜひ、足をお運びください。(K)

出版報告会、盛会となりました。ありがとうございました!

6月5日に開催いたしました鹿取みゆきさんの『日本ワインガイド』の出版報告会(@銀座Grape Gunmbo)。おかげさまで盛会となりました! 
ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
ワイナリーからは造り手さんなど43名の方が駆けつけてくださり、ご参加いただいた読者の方、飲食店や酒販店の方との新しい出会いが、会場のあちこちで生まれている、とても温かい雰囲気の会となりました。また、各ワイナリーの方のご厚情により、当日はワイン285本(約160種類)を皆さまにお楽しみいただきました。
出版報告会という形ではありましたが、もとより鹿取さんが希望していたとおり、日本ワインが好きなさまざまな人たちが出会いワインを味わう、楽しい会になったのではないかと思います。
皆さま、本当にありがとうございました!
(S、K)

2011年5月27日金曜日

『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』出版報告会のご案内


鹿取みゆき著『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』
出版報告会のご案内

65日(日)午後1215分より、東京銀座にあるビストロ、GrapeGumbo(グレープ・ガンボ)にて、出版報告会を開催いたします。
本会は、著者である鹿取みゆきさんの意向により、本書出版のご報告だけでなく、ワイナリーの方々、日本ワインを扱う飲食店や酒販店の方々、そして一般の方々とともに、日本ワインを楽しんでいただく会にしたいと考えています。当日、日本ワインが約150種類以上揃います。

日本ワインが好き(もしくは興味がある方)で、本書の出版をお祝いしてくれる方なら、どなたでもご参加いただけます。

応募方法530日(月)PM16:00まで、メールにて受け付けます。
※メールの件名を「出版報告会参加希望」とお書きください。
※参加希望人数(1グループ2名程度まで)、参加者のお名前(全員)、電話番号をご記入のうえ、下記メールアドレスまで送信ください。
※ご参加いただける人数に限りがありますので、応募が多数になった場合は、抽選とさせていただきます。
※ご参加いただける皆様には、メールでお知らせいたします。
応募先メールアドレスjapanwineguide@kohyusha.co.jp


『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』
出版報告会概要
●日時:65日(日)午後1215分〜17時(開場12時)
●場所:GrapeGumbo(グレープ・ガンボ)
 東京都中央区銀座5-9-6 
会費:9,000
(会費は事前にお振り込みいただきます。ご参加いただける皆様には振込先口座をお知らせいたします)

※本件に関するお問い合わせは、上記メールアドレスまでお願いいたします。
株式会社 虹有社 

2011年5月23日月曜日

書店員さんの手書きPOP。

丸善書店名古屋栄店の書店員さんが、『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の手書きPOPを作ってくださり、平積みで販売してくれています。
ありがとうございます。


手書きPOP、自分でも何回か作ろうとしたのですが、うまくいかない…。
字も絵も下手で、どうしてもうまくいかない…。
いろんな書店さんにうかがい、いろいろ研究しているのですが、これだけはどうにも自信がなく…。


ということで、こんなにかわいく、味のあるPOPを作ってくれた書店員さんに感謝です。
名古屋方面の方、もしお時間があれば、お店へどうぞ♪
(S)

2011年5月21日土曜日

著者の情熱と努力がみちみちに詰まった「過剰な本」。

青山ブックセンター本店の向かいにあるワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」をご存じですか? ワイン愛好家なら誰もが知っている学校です。


そのアカデミー・デュ・ヴァン東京校の立花峰夫先生が、メルマガ「アマトゥール・デュ・ヴァン」の中で、『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の書評を書いてくださいました。
とてもうれしかったので、先生の了承を得て、このブログに転載させていただきます。
立花先生、ありがとうございます。
(S)


では、先生の書評です。


このたび、日本ワインに関する気合い&渾身の書物が刊行されました。

日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち
鹿取みゆき著(虹有社/3,675円税込)

著者は、ワイナートほか多くのワイン専門誌や食の専門誌、新聞などで活躍するフード&ワインジャーナリストの鹿取みゆき氏。ワインの香り研究の分野でも目覚ましい仕事をされている氏の、もうひとつのライフワークが日本ワインの紹介・普及活動です。10年近くに及ぶ鹿取氏の精力的な「現場100回」が結晶となったのが、本書『日本ワインガイド』であります。

この本は、著者の情熱と努力がみちみちに詰まった「過剰な本」です。編集人は職人的ワインライターが手堅く、バランス良くまとめたワイン本も嫌いではないのですが、琴線をぐいっと掴まれるのは、こういう書き手の思いが勢い余ってあふれてしまった本です。というわけで、とてもオススメです。

本書は、国産ブドウだけでワインを造る気鋭の造り手を詳細に紹介したガイドブックなのですが、総ページ数530余りのこの大著に掲載されている造り手は、50にも足りません。その分、ひとつひとつのワイナリーについての情報量ははハンパなし。欄外に小さな文字でギュウギュウに詰め込まれているのは、栽培・醸造家の人柄や経歴、モットー、畑やワイナリーでの具体的な作業やプロセスの詳細、どこで売られているか、など実に多岐に渡ります(本文ではもちろん、どんなワイナリーなのか、どんなワインが造られているのか、というオーソドックスな情報がしっかりとまとめられています)。どこにどれだけの自社畑があってどんな品種を植えていて、どこの栽培家からどんなブドウを買っていて、というデータも、見やすいチャートにまとめられています。

今の日本ワインの来し方がわかる、簡にして要を得た概論もついていますし、銘柄毎のリリースカレンダー(最近は、発売即完売といったカルト日本ワインも増えているのです)、日本ワインの品揃えのよい酒販店リスト、「日本ワインの実力を示す100本」という優良銘柄のレヴューページまであります。単行本4冊か5冊分の情報を、むりやり1冊にまとめた感のあるこの「過剰さ」、編集人はシビれてしまいました。

今はまさに、ワイナリー訪問にうってつけの季節(といっているうちに猛暑が今年もやってきそうですが)。この本をカバンにしのばせつつ、各地のワイナリーを訪問して、熱い思いでワインを造っている人に会いにいっていただきたいなと思います。日本ワイン、この数年で大きく、素晴らしく変わりました。「国産ワインなんて・・・」と思っている皆様、だまされたと思って一度書店でこの本を手に取ってみてください。ただごとではない感じがそれだけでも伝わると思います。

2011年5月19日木曜日

『日本ワインガイド』が発売になりました。

5月18日(水)に『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』が発売になりました。


制作に2年以上かかった本書ですが、手にとっていただいた読者の方から、温かい言葉を多数いただいています。
ほんとうにありがとうございました。


あらためて、著者・鹿取みゆきさんをはじめ、日本ワインの造り手のみなさん、酒販店のみなさんに御礼を申し上げます。
本書が多くの方に読まれ、おいしい日本ワインと出会うきっかけになってくれるとうれしいです。
今後販売してくれている書店、酒販店の情報を随時upしていきます。


※写真は紀伊國屋新宿本店6Fです。 


(S)

2011年5月14日土曜日

思わぬプレゼント。

弊社の営業部長、黒柴コウキチにプレゼントが届きました。
オレンジと犬用クッキー。
それも袋には、コウキチの似顔絵入りで。

送り主は、弊社近くの八百屋さん。
コウキチは、この八百屋さんが大好き♪
毎朝、出勤時にご挨拶するのが日課です。
時々タイミングが悪くて、八百屋さんの姿が見えないと、お座りして待ち続けます。

コウキチは、文京区小石川周辺でどんどん友だちを増やしています。
お近くの方、もしお時間があれば、遊びにきてください。

八百屋さん、プレゼントありがとうございました。
クッキー、がっつりいただきました
S

2011年5月12日木曜日

『僕が見たアフガニスタン』の久保田弘信さんの講演があります


フォトジャーナリスト
久保田弘信さんの講演が相模女子大で行われます。
特別講演「アフガニスタン戦争とその後」
日時:5月14日(土)13時30分〜15時
会場:11号館1階 1115教室
聴講料:無料
定員:100名
申し込み方法の詳細はこちらへ。
久保田さんのブログもぜひご覧下さい。
左の写真は『僕が見たアフガニスタン』掲載の1枚。
久保田さんの温かなまなざしが伝わってきます。
(K)

2011年5月10日火曜日

『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』できました

『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』の見本が届きました!うーん、分厚い!!
(※何で犬が隣に座っているかというと、弊社の営業部長だからです)
この本の中には、おいしいワインと、造り手さんの情熱と、そして著者の鹿取みゆきさんの日本ワインへの真摯で深い心がぎっしり詰まっています。

本の編集に携わらせていただいて、編集K宅も、本当に毎日のワイン選びが変わりました。ワインがもっともっと身近なものになりました。この本には、食卓の楽しさをパワーアップさせてくれる効果があります(当社比)。本当です。
5月中旬には、全国の書店の店頭に並ぶ予定です。
皆さまに楽しんでいただけますように…!(K)

2011年5月7日土曜日

はすみふぁーむの巨峰ジュース

こんにちは、編集Kです。
写真は長野県はすみふぁーむの巨峰ジュース。
巨峰100%のストレートジュースって、どんな味がするんだろうとワクワク。

濃厚でおいし〜!

鹿取みゆきさんの『日本ワインガイド』では、各地の純国産ワイナリーのブドウジュースも紹介しています。
掲載しているのは、どれも無補糖のストレートジュース! ブドウそのままをぎゅっと絞ったジュースの味わいを鹿取さんがコメント。読めば飲みたくなること請け合いです♪ 
(K)

Kidoワイナリー通信(vol.23)に掲載されました。

518日頃発売の『日本ワインガイド 〜純国産ワイナリーと造り手たち〜』が、Kidoワイナリー通信に掲載されました。
ありがとうございます。とてもうれしいです。

Kidoワイナリーさんは、長野県塩尻市にあり、家族3人で経営されています。
『日本ワインガイド』では260Pから271Pまで、12ページにわたり紹介しています。
城戸さんをご紹介する「こんな人が造っています」のコーナーでは、以下のような見出しがつけられています。

確固とした信念と人柄
そして、冷静にして大胆な造りへの姿勢

「ワイナリーからのメッセージ」というコーナーでも、プライベートリザーブシリーズについて、力強い言葉をいただいています。


Kidoワイナリー通信(vol.23)


同じ号のKidoワイナリー通信に紹介された本は、『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』(河合香織著・小学館・1680円)。城戸さんをはじめ、岡本英史さん、曽我彰彦さんの3人が主人公のノンフィクションストーリーです。
第16回小学館ノンフィクション大賞受賞。
(S)


 

2011年5月6日金曜日

5月の新刊

ブログをはじめて書くので、緊張しています。
1回目にふさわしい、小難しいテーマを考えていましたが、考えがまとまらないのでやめます。(S)

ということで、5月の新刊案内をさせていただきます。
今月は2冊です。

『旅行企画のつくりかた 〜新しいツアープランと顧客の創造〜』
(小林天心著・1400円)<510日頃発売予定>

「旅行会社にとって売りやすいツアーを作る」という考え方から、「お客様の満足を最大化する」という考え方への転換、今、求められる旅行企画のつくりかたを具体的に説明しています。旅行業界、観光業界で働く人、これからこの業界で働きたいと思っている人におすすめです。








『日本ワインガイド 〜純国産ワイナリーと造り手たち』
(鹿取みゆき著・3500円)518日頃発売予定>



日本で作られたブドウだけを使って作られた、おいしい日本ワインを紹介しています。おかげさまで発売前から好評で、予約も多数いただいています。みんなで日本ワインを飲んで、気持ちよく酔ってもらえるとうれしいです。




2011年5月2日月曜日

今日から虹有社のブログを始めます

はじめまして、虹有社です。
今日からブログを始めました。近刊情報やイベント情報、著者のことば、または取材先でのできごとなど、どんどん投稿していきたいと思います。
↓写真は、ほぼ毎日出社している我が社の営業部長、黒柴コウキチです。どうぞ宜しくお願い致します!(K)